AGO フィルム現像機は、Paterson Super System 4 の現像タンクを咥えて回す、電池駆動の自動撹拌機です。 エストニアの Vintage Visual OÜ が設計・製造しています。

温度を管理しないのに結果が揃うのは、温度制御の代わりに時間補正を使うからです。処理中の液温をセンサーで見ていて、下がった分だけ現像時間を自動で延ばします(Active Time-Compensation)。使う側は薬品をだいたいの温度まで温めて、プログラムを選んで、スタートを押すだけです。

  • 対応処理:白黒、C-41、E-6、ECN-2、RA-4。薬品ブランドごとにプログラムが分かれており、Wi-Fi 経由で追加されます
  • 撹拌方式:ロータリー(横回転)とスティック(縦撹拌)の 2 モード。時間補正が働くのはロータリーのときだけです
  • 薬品使用量:ロータリー処理により、従来の縦置き・反転撹拌に比べ最大 60% 削減
  • 本体:88 × 136 × 170 mm、556 g、IP56。18650 リチウムイオン充電池 2 本で連続 4〜5 時間、USB-C 充電

暗室は不要で、フィルムをリールに巻く工程だけダークバッグを使います。

出典:AGO Film Processor 公式ページ、AGO wiki